2014-05-15 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
生態系の関係からいいますと、各地の内湾、岩礁域で、これは漁業被害とも関連いたしますけれども、マガキやヒジキなどの在来、つまり元から日本にある生物の上に被覆して死滅させまして、在来のその地域におきます生物群相を一変させてしまうというふうなこともございますし、先ほど申し上げましたように、漁業被害におきましても、カキ養殖業に対しましてこれは多大な被害を与えていると。
生態系の関係からいいますと、各地の内湾、岩礁域で、これは漁業被害とも関連いたしますけれども、マガキやヒジキなどの在来、つまり元から日本にある生物の上に被覆して死滅させまして、在来のその地域におきます生物群相を一変させてしまうというふうなこともございますし、先ほど申し上げましたように、漁業被害におきましても、カキ養殖業に対しましてこれは多大な被害を与えていると。
ムラサキイガイにつきましては、被害といたしましては、一九五〇年以降でございますけれども、各地の内湾、岩礁域でマガキやヒジキなどの在来の生物を被覆して死滅させたり、在来の生物群を一変させたりしたということ、あるいは、広島県では大量発生によりカキ養殖場に対しまして被害を与えているというようなことも事例が報告されているところでございます。
そして、先ほども申しましたように、京都市の都市計画審議会の中でこの問題が議論になったときに、先ほど述べたある委員は、タシロラン、つまり本種のみを保護すればよいというのは安易だ、多様な生物群全体、生物の多様性を保護することこそが今求められている、こう言って、幾ら場所が離れているからといっても、その生態系全体に及ぼす影響というのは決して否定できないと述べているわけです。
今後、こうした国民の健康を確保し生活環境を保全するためのダイオキシンに関する調査研究でございますから、これをさらに積極的に進めていきたいと思いますし、有用な微生物群を利用した技術など、新たなダイオキシン対策技術の把握やその効果、有用性に関する調査研究を重点的に進めまして、実用可能な技術の開発普及に努力をいたしていきたいと思っております。
○小川勝也君 五月二十日付の朝日新聞に、環境庁のリストに載っておる絶滅に瀕している生物群のうち、この諌早湾で発見されたものが二十種類に及ぶという記事がございました。事実関係を含めて環境庁に御答弁をお願いしたいと思います。
二次的自然ではありますが、その二次的自然の中に、極めて重要な、生物多様性の基礎になるさまざまな生物群の生育、生息環境があるわけであります。
ただいま先生の御指摘の附属の自然教育園は、わが国唯一の自然科学系の博物館であります国立科学博物館の附属機関として設置されておりまして、天然記念物に指定されている園内の学術上貴重な自然の生物群を保護しながら、これを一般公開するということでございます。
その一つは、無機体の窒素、燐、ビタミンB12といった栄養塩だけで増殖する生物群でございます。第二の類型は、鉄、マンガンなどの微量な金属に反応する生物群でございまして、鉄、マンガンが多量に存在しますと増殖が著しく促進されます。
さらに、動物や人間が生きていくために必要な廃棄物、すなわち排せつ物や、あるいは彼らが死んだときに出しますところの死骸を、再び生産者である緑の植物が利用するための、いわゆる分解還元者としての微生物群が、どんなにわれわれが廃棄物を出しましても、十分それを分解還元する分解還元能力のワクの中で、われわれは経済を発展させ、工業を発展させてきたわけでございます。
第二次の生産物である動物のプランクトン・第三次の生産物である魚とか貝、甲殻類——エビ、カニの類でございますが、そういった大型の生物群も、おおむねこのような条件のところ、すなわち実際には温帯から寒帯にかけての大陸とか島などの付近であって水深が二百メートルまでのところが従来多くの生物資源にとって最も適当な場所とされております。